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現実を、「達観」せよ。


中高年であるあなたの転職・就職活動時の採用・不採用は、必ずしも「あなたの価値」を考慮したうえで、決められているわけではない。


中高年の就職・再就職・転職事情の厳しさは、いまさらここで言わずとも、すでにあなたが、よくご存知の通りである。


北海道や東北・沖縄などの、就職率が「全国ワースト3」といわれる地方においての状況は、とりわけ厳しい。


それらの地域では、20歳台の有効求人倍率を仮に1.5倍とすると、40歳台後半では0.2倍から0.5倍くらいで推移しているのが実態であり、2倍を超える愛知県や20歳代の若者の就職活動と、同じ言葉でくくって話すのがためらわれるくらいである。


人口の多い都心部なぞはまだマシなほうで、地方では、それくらい中高年を求める企業の絶対数が、極端なまでに少ないのだ。


中高年のあなたが普通に就職活動をしたとしても、求める仕事を得られる確率は、そもそもの始めからして、限りなく低い。


いくら一生懸命、履歴書や職務経歴書を書いて送ったとしても、通常の会社の場合は、年齢欄をチラとみられただけで、履歴書は机の引き出しにしまわれてしまい、再びチラとも見られることはない。


残念ながら、これが、あなたが何時間も費やして書いた履歴書・職務経歴書の扱われ方の現実である。


だから、まずあなたは、そもそもからして、とんでもなく厳しい条件の中で闘っていることをよく認識すべきだ。


あなたのキャリアや仕事能力や人間性、社交性などとは全くお門違いのところで、すなわち「あなた個人の本質」に関わらない世界で、採用合否が判断されている可能性がかなり高いということを、よくよくココロに刻んでおく必要がある。


誰かに文句を言ったところで、はじまらない。
それよりは、この現実を直視するところからスタートするほうが、より的確に次の手を打てるだろう。


現実がそうである以上、あなたにも、ある意味の「達観」が求められるということである。




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