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パート・アルバイトの本質は、「時間」の切り売り。


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中高年であるあなたにとって、というよりも正確には誰にとってもそうなのだが、あなたにとって最大の武器でもあり、唯一の貴重な資源ともなるのが「時間」だ。

パート・アルバイトをすることで少しでもお金を稼ごう、という気持ちはとてもよくわかるし、そうしなければ生活も厳しいということであれば、緊急避難的にパート・アルバイトをするのはやむを得ないかもしれない。

ただ、あなたがパート・アルバイトで時間を費やすということ、それは『あなたの貴重な武器・資源である「時間」を、一時間あたり600円とか1,000円の金額で切り売り・バラ売りしている』のだということを、頭の片隅に置いておく必要がある。

あなたはひょっとして、その数百円の時給の代わりに、失った時間をもっと高い価値に変換できる可能性があったかもしれない。その点について、真剣に考えてみたことがあるだろうか?


何も考えず手元のパート・アルバイトをめくって、近くのコンビニでたまたま中高年枠の採用の空きがあったので、面接に行ってみた。

幸いにも採用され居心地も悪くなく、数ヶ月そのままそこで働いている。そんなことはないだろうか?


繰り返すが、パート・アルバイトをすることが悪い・するな、と言いたいのではない。

ただあなたには、そのパート・アルバイトによって自分自身の貴重な「時間」を切り売りしている事実を、時々でよいから、きちんと意識してほしいのだ。

そして一度切り売ったその時間は、二度と戻ってはこないことも。


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もしかしたら、あなたはそのパート・アルバイトの時間を使い、サラリーマン時代は忙しくてできなかったあの資格の勉強にあてていたなら、ひょっとしたら今頃試験に合格していたかもしれない。

もしくはその時間を使って、もう五枚でも十枚でも多く履歴書を書いていたら、ひょっとして採用され今頃は正社員として働いているかもしれない。


もちろん、すべて仮定の話だ。

しかし、思考すること・よりよい可能性を探ってもがいていくことを完全にストップしてしまえば可能性もそこで止まってしまうことも、また事実だ。

一番に恐れるべきは、自分のこれからの人生について、考えるのを止めてしまうことだ。惰性で現実に流されてしまう日々を送ることこそを、もっとも恐れるべきだ。


まだ何もやってもいないのに、あなたがアルバイトでコンビニのレジを打つ以外に、もっと大きな価値にあなたのその時間を変換できる可能性がゼロだと、一体誰が言い切れるのだろうか?

何度でもいうが、定職を持たないあなたにとっての今の唯一最大の武器は「時間」なのだ。

それをどう活用するか、そして試行錯誤したその結果が、あなたのこれからの人生そのものとなる。



何も考えずに、パート・アルバイト生活で人生を費消してはならない。

その時間の使い方が自分の人生にどういう意味をもたらしているか、絶えず自らに問うことだ。


あなたの時間をどう活かすかについて、自分自身でそれを考えることだけはどうか忘れないでほしい。

あなたの時間の使い方についてそこまで真剣に考えてくれる人は、たとえ家族や恋人や友人であろうとも、あなた自身の他にはこの世に一人もいないはずだ。


パート・アルバイト、気をつけるべきこと。のコラムでは、パート・アルバイトを行う場合の現実的アドバイスについて書く。



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