「当面の経済的不安」に立ち向かう。(1)
中高年の転職・就職に際して、家庭を抱え、なにかと物入りな中でもっとも不安なことの8・9割は「経済的事情」、すなわち「金銭的不安」であると言い切ってしまっても、別に異論はないだろう。
逆からみれば、会社を辞めた、あるいは辞めさせられた場合に、この問題を永久に解決するメドがたたなかったから、あなたはこれまで様々なつらいことに耐えながら、会社勤めを続けてきたのではないだろうか。
あなたが今の状況に直面している理由はわからないし、しょせんは二つと同じもののない、人それぞれの人生だ。
だから、なぜこうなったのかという話を振り返ってしてみても、仕方のないことだ。
そうなったものは、そうなったのだ。
この話はそれでおしまいで、現在の問題が解決する時までは、忘れてしまうことだ。
忘れられないというのなら、少なくとも、そのことは考えないようにすることだ。
さて、それよりも、現実だ。
あなたは、今後の収入減に、現実問題として直面している。
当面、あなたを支配する悩みは「これまで入ってきた収入が途絶えた場合、現在の生活を安定的に維持していくために、少なくとも当面、どうするべきか?」ということになる。
雇用(失業)保険をもらえるのであれば、当面それが収入のメインになる人も多いだろう。
転職活動中の場合は、貯金を取り崩しながら、という状況の人も多いかもしれない。
中高年の転職・就職に限った話でもないかもしれないが、金銭的不安に直面したほとんどの人が、やったほうがよいとほぼ確実にいえることが、二つある。
次の「当面の経済的不安」に立ち向かう。(2)では、その二つについて、述べてみたい。